07日 11月 2013 大島紬美術館 大阪府池田市ある大島紬美術館に産地研修に行って参りました。伊丹空港に近いこの場所は大阪にあって奄美大島を感じられる場所・・・ わずかな時間を奄美大島にて過ごした気分を味わいました 着くや否や…あわただしく昼食会場へ~ さてさてこちらの籠の中身は「鶏飯(けいはん)」といいまして奄美大島の地鶏を使用した郷土料理です 目立ちませんが、手に持っている箸袋にご注目下さいませ 大島紬の着物柄。 こんな心使いにも心惹かれます じゃじゃ~ん はじめまして こちらが「鶏飯」料理です 鶏肉は奄美大島で育った地鶏を使用して細かく裂かれています 他にシイタケ 卵 ネギなどの薬味と一緒にご飯に乗せて出汁で頂きます 豪華な出汁茶漬けのイメージでよろしいかと存じます 出汁の味が特徴で大変おいしゅうございました 皇后陛下もお召し上がりになったというこの郷土料理 その際におかわりをなさったそうですが、「おかわり」ではなく「いまいちど・・・」とおっしゃってつまり私達で言うところの「おかわりを」なされたそうです 大島紬美術館では手軽に大島紬の生地を使って帯留めつくりの体験が出来ます 本物の大島紬の生地とあって生地を選ぶ視線は真剣そのもの!! 驚くほどに簡単ですのでお見逃しのないように・・・ 大島紬の生地を丸い台に貼り付けます 両面テープを使用するためとても簡単 不器用さんも安心です 後はこの二つのアイテムを接着剤で合わせてくっつければあっと言う間に帯留めの完成です! じゃーーん それぞれの個性を出しつつ完成した帯留めたち 誰がどの帯留めでしょうか? はい 喜びの笑顔 簡単に出来上がった割には仕上がりの満足度は十分 達成感の笑顔? 最後は本場の奄美大島紬に触れて見て、魅惑の世界に浸りました なぜ大島紬のお値段は高いのか? 白大島が貴重な理由・・・ 奄美大島の花織と沖縄の花織との違いなどご教示頂きました 研修で少しは学ぶこと出来たかな? こんな風に一番お高めの「白大島」をご試着なさいました 大島紬美術館さんは次回春の装いの会にも出店予定でございます 一度ご覧頂くのもよろしいかと・・・ 短い時間ではありましたが、奄美大島に行った気分になった私達 帰りのバスの中で「今日は本当に大阪に行ったのかしらね~」などと口にしておりました ただ高速道路のサービスエリアでは間違いなく関西のお土産物を手にしておりましたが・・・ ~最後に一言~ あゆみキモノ学院では毎年 岐阜県認可連盟の産地研修会に参加して様々な場所にお着物で参加しております。 この日も台風を心配しなければならない悪天候・・・ でも誰一人として「お着物で行くのをやめる」との声は聞こえず 雨コートや雨草履の工夫をしてお出かけして参りました いつか 産地研修 ご一緒したいですね tagPlaceholderカテゴリ: 2013のあゆみ